脂っこい食事は現代人がどうしても陥りがちな罠です。
単純に太ってしまうのはもちろん、動脈硬化や心筋梗塞など、生活習慣病や癌などのリスクも高まります。

そのためダイエットは、女性はもちろん男性にとっても大切になってきます。
そのダイエットには欠かせないのが、普段どうしても食卓に不足しがちな野菜。

しかし具体的にどんな野菜をとればよいのでしょうか。実はそこで注目されるのがブロッコリーなのです。
今回は、ブロッコリーの持つ栄養とダイエット効果について、詳しく調べてみました!

目次一覧

1. ブロッコリーの栄養って?
1.1.ブロッコリーとは
1.2.ブロッコリーに含まれる栄養素
1.3.ブロッコリーと他の野菜との比較

2. ブロッコリーの効能って?
2.1.風邪の予防
2.2.生活習慣病予防
2.3.がん予防
2.4.アンチエイジング
2.5.骨を丈夫にする

3. ブロッコリーでダイエットできる?
3.1.ダイエットに効果的な野菜とは
3.2.ブロッコリーの成分と特徴
3.3.ブロッコリーはダイエットに効果的

4. ブロッコリーダイエットの方法は?
4.1.電子レンジで加熱
4.2.1日100g、食前に食べる
4.3.よく噛んで食べる
4.4.茎まで食べる
4.5.筋トレ後にささみと一緒に食べる

5. ブロッコリーダイエットの効果って?
5.1.満腹感が持続
5.2.脂肪を燃焼させる
5.3.筋肉増強
5.4.便秘解消
5.5.美容効果

6. ダイエットに効果的なブロッコリーの調理法は?
6.1.ブロッコリーとささみのサラダ
6.2.豆腐ブロッコリー
6.3.ブロッコリーと蓮根炒め

7. ブロッコリースプラウトって?
7.1.ブロッコリースプラウトとは
7.2.ブロッコリースプラウトの栄養素
7.3.ブロッコリースプラウトの効能
7.4.ブロッコリーとの比較
7.5.ブロッコリースプラウトのダイエット法

8. まとめ

1.ブロッコリーの栄養って?

「野菜不足」は現代の日本人にとって深刻な問題です。
多くの人が脂分の多い食事など、栄養バランスの偏りでメタボリックシンドロームのような病気のリスクを抱えているのです。

ダイエットは女性の美容にとってはもちろん、男性にも健康面での大事な課題です。
そこで欠かせないのが栄養豊富な野菜なのですが、数ある野菜の中でも優秀な栄養価を誇るのがブロッコリー。

それではブロッコリーが持つ栄養とは、具体的にどんなものなのでしょうか。
それについて詳しく見ていきましょう。

1.1.ブロッコリーとは

そもそもブロッコリーとはどんな野菜なのでしょうか。

ブロッコリーはアブラナ科アブラナ属の緑黄色野菜で、キャベツの一種です。
カリフラワーとよく間違われますが、カリフラワーはブロッコリーの変種にあたります。

地中海沿岸を原産とし、花蕾と茎が食用部分になります。
その歴史は古く、古代ローマ時代にはすでに食べられており、15~16世紀に栽培が本格化。17世紀に入るとヨーロッパ全土へ普及していきました。

日本には明治時代に入ってきましたが、普及しだしたのは1980年代に入ってからで、それまではあまり食べられることはありませんでした。

ブロッコリーの選び方としては、緑色が濃く、鮮やかなものほど新鮮です。
またつぼみが凝縮されて目が詰まっているものがよいでしょう。
逆に鮮度が落ちているのは、つぼみが黄色く変色しており、茎に空洞がはいっているものになります。

1.2.ブロッコリーに含まれる栄養素

それではブロッコリーにはどんな栄養素が詰まっているのでしょうか。
その成分と量について見ていきましょう。

・食物繊維・・・4.4g(可食部100gに含まれる量)
・β-カロテン・・・810μg
・ビタミンE・・・2.5mg
・ビタミンK・・・160μg
・ビタミンB1・・・0.14mg
・ビタミンB2・・・0.20mg
・ナイアシン・・・0.8mg
・葉酸・・・210mg
・ビタミンC・・・120mg
・カリウム・・・360mg

ブロッコリーの成分の特徴としては、特にビタミンCの豊富さが挙げられます。
その量はいちごの2倍、レモンの2.5倍に相当する量です。
ブロッコリー2分の1株を食べると、成人が1日に必要なビタミンCが賄えるのです。

それから葉酸が多く含まれているのも特徴の一つ。
葉酸はDNAなどの核酸の合成に関わる成分で、妊婦にとっては赤ちゃんの発育を促進する栄養となります。また赤血球やヘモグロビンの合成にも関係しています。

その他β-カロテン、ビタミンE、ビタミンB群も多量に含んでおり、カルシウムや鉄などのミネラル、食物繊維も豊富。
いずれも美容と健康にとっては欠かせない成分ばかりで、ブロッコリーの栄養価の高さがうかがえます。

さらにブロッコリーの大きな特徴と言えるのが、「スルフォラファン」という成分を含んでいる点。
スルフォラファンはブロッコリーに微量に含まれる辛み成分で、フィトケミカルという植物に含まれる天然の化学物質の一種です。

スルフォラファンは優れた抗酸化作用と解毒作用を持つことから、さまざまな病気を防ぐ効果があると言われています。

1.3.ブロッコリーと他の野菜との比較

それでは、ブロッコリーは他の野菜に比べてどんな特徴があるのか、その点について見てみましょう。

まずは同じキャベツの仲間であるケールと比較してみましょう。
「スーパー野菜」と言われるほどの栄養価を誇るケールですが、それに比べてもブロッコリーは食物繊維、ビタミンC、葉酸、ビタミンB1といった成分の栄養が勝っています。

そのケールに勝ると言われる明日葉(アシタバ)とはどうでしょうか。
さすがに栄養豊富な野菜だけあって、食物繊維やβ-カロテンといった成分では明日葉の方が勝っています。
しかし、ブロッコリーはビタミンCや葉酸、ビタミンB群の栄養で明日葉をしのいでいるのです。

こうしてみてもブロッコリーのビタミンCがいかに豊富かが分かります。
さらに最大の特徴であるスルフォラファンを含んでいることからも、ブロッコリーが栄養に優れた野菜であることはあきらかなのです。

2.ブロッコリーの効能って?

ここまでブロッコリーに含まれる栄養について見てきましたが、それではブロッコリーにはどんな効能があるのでしょうか。
続いてはブロッコリーを食べることで得られる効果について見てみましょう。

2.1.風邪の予防

冬に風邪をひきやすくなるのは、喉や鼻などの粘膜が乾燥して炎症を起こし、ウィルスへの抵抗力が弱まるためです。そこで粘膜の乾燥を防いでくれるのが、ビタミンAです。

ビタミンAは喉や鼻、肺の粘膜を形成するのに欠かせない成分。
不足すると粘膜が弱まり、免疫力も低下して風邪を始め様々なウィルスが侵入しやすくなるのです。

ブロッコリーに豊富に含まれるβ-カロテンは、体内に入るとビタミンAに変化します。
つまりブロッコリーを食べることは、免疫力をアップし風邪を予防する効果があるのです。

しかもβ-カロテンは必要な分だけビタミンAに変換されるので、摂りすぎという心配もありません。

2.2.生活習慣病予防

生活習慣病というのは、食生活や飲酒・喫煙などの習慣によってもたらされる病気の総称です。
主なものは、糖尿病、脂質異常症、脳梗塞、心筋梗塞、高血圧、動脈硬化などが挙げられます。

ブロッコリーに豊富なミネラルが含まれていることは前述した通りですが、その中の一つ、クロムには体内の糖や脂質の代謝を促がす機能があります。
またクロムはインスリンの作用を強める効果もあり、食後の血糖値が上昇するのを防ぐ力があるのです。

さらにカリウムにはナトリウム(塩分)の排出と血管拡張の作用があり、高血圧予防に役立ちます。
また食物繊維は血液中の余分なコレステロールを排出する効果もあるので、動脈硬化予防にもなります。

2.3.がん予防

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ブロッコリーに含まれるスルフォラファンについては前に説明しましたが、このスルフォラファンは発がんリスクを下げる効果があると言われているのです。

発がんリスクが高まるのは、食品や大気中の物質に含まれるある種の物質が、体内で発がん物質に変化して遺伝子を傷つけるためです。

人間の体内にはそうした発がん物質を無毒化する酵素が備わっていますが、スルフォラファンはこの「解毒酵素」の働きを高める効能があるのです。

ですからスルフォラファンの持つこうした解毒作用によって、発がんリスクも低下させることができるわけです。

2.4.アンチエイジング

ブロッコリーには抗酸化作用を持つ成分が多く含まれており、アンチエイジングにも役立ちます。

私たちの体を老化させる原因は、活性酸素にあります。
活性酸素は紫外線など外部の刺激から体を守る役割があるのですが、増えすぎると逆に細胞や遺伝子を傷つけてしまうのです。これが老化につながっていくわけです。

そこで活性酸素を増やしすぎないようにすることがアンチエイジングには必要になりますが、ここで効果を発揮するのがビタミンEやビタミンC、ビタミンAといった成分です。

これらは活性酸素の働きを抑える抗酸化作用を持っており、身体の酸化(サビ)を防いで老化を防止してくれるのです。

2.5.骨を丈夫にする

ブロッコリーにはカルシウムとビタミンKが豊富で、この二つは骨を丈夫にするのに役だつ効果があります。

カルシウムは骨や歯の成分として有名ですが、ビタミンKは骨にカルシウムを取り込む際に必要になる、たんぱく質の働きを活性化させる力があるのです。

またブロッコリーに含まれるカルシウムの体内への吸収率は、牛乳以上と言われています。
このようにブロッコリーを食べることは、骨の強化という点でも有用なのです。

3.ブロッコリーでダイエットできる?

ここまででブロッコリーに含まれる豊富な栄養が、さまざまな効能を持っていることが分かったと思います。
ところで肝心のダイエットに関してですが、ブロッコリーは効果があるのでしょうか?

ここからはブロッコリーとダイエットとの関係について見ていくことにしましょう。

3.1.ダイエットに効果的な野菜とは

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健康的にダイエットするには食事に野菜が欠かせません。
では具体的にどのような野菜がダイエットにとって効果的だと言えるのでしょうか。

まずは食物繊維が豊富な事が挙げられます。
食物繊維は腸内の善玉菌を増やし、便秘の解消と、また便秘になりにくい体質を作るのにも役立ちます。

そしてビタミンとミネラルが豊富なこと。これらはたんぱく質や脂質を代謝するのに欠かせない成分です。
食事から摂り入れた体内のたんぱく質、炭水化物、脂質が代謝されずに残ると、脂肪として蓄積してしまうのです。

つまり食物繊維とビタミン、ミネラルを豊富に含む野菜ほどダイエットに向いているということになります。

3.2.ブロッコリーの成分と特徴

では、ブロッコリーの成分を見てみましょう。

すでに主要な成分についてはご紹介しましたが、ブロッコリーには食物繊維、ビタミンC、ビタミンB1、B2、β-カロテンといったビタミン類や、鉄やカリウム、亜鉛、マグネシウムといったミネラル類も潤沢に含んでいます。

このうちビタミンCは前述のようにレモンの2倍、レタスの27倍にも上ります。
またカリウムの多さも特筆すべきものがあります。

3.3.ブロッコリーはダイエットに効果的

いかがでしょうか。こうしてみると、ブロッコリーがダイエットに非常に効果であることが分かります。食物繊維が豊富であり、ビタミン、ミネラルにも優れた野菜。
ダイエットに摂り入れるにはうってつけの素材ということができるのです。

しかも単に痩せるだけでなく、健康面でも優れた効果を持っているので、体をいたわりつつダイエットすることが可能。
数ある野菜の中でも特にダイエットに向く野菜なのは間違いありません。

4.ブロッコリーダイエットの方法は?

ブロッコリーがダイエットにとって非常に有効であることは分かりましたが、それでは具体的なブロッコリーダイエットの方法とはどのようなものなのでしょう。
5つのポイントを挙げてみました。

4.1.電子レンジで加熱

まずブロッコリーの調理法についてですが、一番良いのは生で食べること。
生食であれば栄養価も失われずに摂り入れることができます。
しかしブロッコリーは鮮度が落ちやすく、すぐに食べないといけないのが難点とも言えます。

そこでおすすめなのがレンジで調理する方法です。
茹でるよりもビタミンCの流出を抑えることができ、甘味も出るのでメリットが多いのです。

調理法は、

・ブロッコリーを水洗いし、適当な大きさに切り分ける
・濡れたまま耐熱容器に入れ、塩を少し振りかける
・ラップをしてレンジで加熱(600Wで4分)
・ざるに移し、あら熱をとる

以上のようなものです。簡単にできて栄養満点に食べられます。

4.2.1日100g、食前に食べる

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ブロッコリーは食前に食べるのがベストです。
こうすることで満腹感を得て、食べ過ぎを抑えることができるのです。

また厚生労働省が推奨するビタミンCの摂取量は1日に100mg。
これはブロッコリーを1日に100g食べれば賄える数字です。
ブロッコリー100gは大体1株の2/1にあたるので、1株の半分を3回に分けて食べると量的にはOKになります。

ちなみにブロッコリーを食べ過ぎると体臭に影響があると言われています。
しかしこれは1日に1kg以上食べた場合の話で、あまり現実的ではありません。
しかし、生で食べ過ぎるのは胃に負担がかかることから、やはり食べ過ぎには注意した方が良いようです。

4.3.よく噛んで食べる

ブロッコリーを食前に食べるのは満腹感を得るためですが、そのためにはゆっくりよく嚙んで食べるとより効果的です。
こうすることで満腹中枢が刺激され、満腹感が大きくなるのです。

またブロッコリーを歯ごたえが残る程度に加熱しておくと、噛みごたえが得られて咀嚼の回数も増えるでしょう。

4.4.茎まで食べる

実はブロッコリーの栄養は茎の部分により凝縮されています。
ですから茎まで残さず食べることは重要なのです。
特にビタミンCとカロテンは茎により多く含まれているので、積極的に摂りたいところです。

ただ前述のように、鮮度の落ちたブロッコリーは茎の中心部分にす(空洞)が出来、茶色くなってていることがあります。
このような状態の茎は無理して食べない方が良いでしょう。

4.5.筋トレ後にささみと一緒に食べる

ブロッコリーとささみの組み合わせによって筋肉質の美しい体を手に入れることもできます。
鶏のささみは低カロリーでたんぱく質が豊富なため、ダイエットに適した食材として知られています。

しかしささみの弱点は、脂肪を燃焼させる効果がないことなのです。この点を補うのがブロッコリー。
ブロッコリーは代謝を促す成分が豊富なため、ささみとの組み合わせでよりダイエット効果を発揮できるのです。

このように筋トレ後にささみとブロッコリーを摂取することで、より筋肉質な体へと変身を遂げることができます。

5.ブロッコリーダイエットの効果って?

ブロッコリーダイエットの方法について見た後は、ブロッコリーダイエットが持つ効果について見ていきましょう。
具体的にどういった効果によってダイエットに役立つのでしょうか?

5.1.満腹感が持続

前述のように、ブロッコリーを食前に食べるとかなりの満腹感が得られます。
食事中にも持続するため量を抑えられ、ダイエットにつながるのです。

ブロッコリーには多量の食物繊維が含まれており、これが満腹感を持続させ、また食後の血糖値上昇を抑えるとも言われています。

このようにブロッコリーダイエットでは食前に摂ることがより効果的と言えます。

5.2.脂肪を燃焼させる

前述のようにブロッコリーにはクロムというミネラル分が多く含まれており、これが脂肪の燃焼を助け、ダイエット効果を高めます。

私たちの体には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞という2種類の脂肪があり、そもそも脂肪が蓄積してしまうのは、脂肪を燃やす働きのある褐色脂肪細胞が年齢とともに減っていくためでもあります。

クロムはこの褐色脂肪細胞の働きを活発化させ、脂肪の燃焼を促進してくれるのです。

またクロムは、アドレナリンやノルアドレナリンといった物質の分泌を促す働きもあります。
これらは危険に対応するための物質で、筋肉を増強し、脂肪の分解を促進するといった作用を持っています。

つまりブロッコリーのクロムはダイエットにとってとても有益なミネラルなのです。

5.3.筋肉増強

ブロッコリーにはインドール-3-カルビノールと、ジインドリルメタンという物質が含まれています。
これは前述のアブラナ科の植物に含まれるフィトケミカルで、エストロゲンという女性ホルモンの働きを抑える作用を持っています。

エストロゲンは女性らしい体つきを作ったり、妊娠中に必要な身体を準備するなどの働きを持っていますが、体脂肪を蓄積したり筋肉の発達を阻害するなどの面も持っています。

ブロッコリーのこれらのフィトケミカルはエストロゲンのこうした働きを弱めることで、筋肉を強化する効果があるのです。

5.4.便秘解消

便秘はダイエットにとってだけでなく、健康面すべてにとって問題となる現象です。
吹き出物や肌荒れはもちろん、口臭や体臭、さらに腸閉塞や大腸がんにもつながります。

こうした問題を解決するために、ブロッコリーの持つ栄養が役に立ちます。
ブロッコリーに含まれる食物繊維は4.4g。
この豊富な食物繊維が腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整えて便秘を改善してくれるのです。

ただブロッコリーには不溶性の食物繊維が多く含まれ、これは水分が不足すると逆に便秘を起こしてしまいます。一緒に水分をたくさん摂る方が便秘解消には効果的でしょう。

このようにブロッコリーは、ダイエットにとっても健康にとってもうれしい効果があるのです。

5.5.美容効果

ブロッコリーにはビタミンCがとびぬけて多く含まれていることは、すでに述べた通りです。
ビタミンCは肌の主な成分であるコラーゲンの生成には欠かせない成分。
きれいな肌を作るにはうってつけの食材と言えます。

さらにビタミンCの他にもビタミンEやビタミンAといった抗酸化作用を持つ成分も多量に含まれていて、細胞の老化を防ぐアンチエイジング効果も期待できます。

単に痩せられるというだけでなく、美肌を得たり老化を防ぎつつ健康的にダイエットすることが可能なのです。

6.ダイエットに効果的なブロッコリーの調理法は?

さて、ブロッコリーがダイエットに効果的といっても、ただレンジで温めて食べるだけでは飽きが来てしまいます。
そこで、美味しくてダイエットにも役立つブロッコリーの調理法についても見てみましょう。

6.1.ブロッコリーとささみのサラダ

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最初にご紹介するのは、ブロッコリーとささみを使ったサラダのレシピです。材料は以下のようなもの。

・ブロッコリー・・・1房
・鶏のささみ・・・1本
・オリーブオイル・・・適量
・塩・・・適量

作り方は、まずブロッコリーを食べやすい大きさに切り(茎も)、それからささみと一緒に茹でます。
茹でたらささみをほぐし、盛り付けて、オリーブオイルと塩をまぶし完成です。

ちなみに茹ですぎると栄養が流れてしまうので、ブロッコリーのゆで時間は90秒ほどがベストです。
切り方もあまり細かく切りすぎないよう気をつけましょう。

詳しいレシピはこちら

6.2.豆腐ブロッコリー

続いてご紹介するのは、豆腐とブロッコリーの料理。材料は以下の通りです。

・豆腐・・・1/2丁
・ブロッコリー・・・190g
・ゴマ油・・・1小さじ
・ゴマ・・・1小さじ
・ゴマ(粉)・・・1小さじ
・塩・・・少々

作り方ですが、まずキッチンペーパーで豆腐の水気を取り、ブロッコリーは水に塩を少しかけて茹でておきます。
茹でた後ブロッコリーを水で冷やしておき、豆腐を潰してゴマとゴマ粉(ゴマを潰したもの)、ゴマ油を投入し混ぜます。
その後ブロッコリーを入れて混ぜ、盛りつけて完成です。

豆腐にはたんぱく質や大豆レシチン、大豆イソフラボンといった栄養がたっぷり含まれているので、ダイエットにとっても健康にとっても効果の高い食べ物。
ブロッコリーと一緒に食べればなお効果的でしょう。

詳しいレシピはこちら

6.3.ブロッコリーと蓮根炒め

続いてはブロッコリーと蓮根の炒め物です。材料はこちら。

・ブロッコリー(大)・・・1/2
・蓮根・・・適量
・鶏胸肉・・・100g

【タレ】

・減塩醤油・・・小さじ1/2
・オイスターソース・・・小さじ1/2
・酒・・・小さじ1
・鶏ガラスープの素・・・小さじ1/4
・水・・・1/4cc

まず肉をそぎ切りにして、ブロッコリーは小房に、蓮根は小さく切っておきます。
次に野菜をシリコンスチーマーに入れ、レンジで温めます(600W2分)。

肉をさっと炒め、野菜とタレを投入し、フタをして強火で2分待ちます。
その後フタを取り、軽く炒めたら完成です。

蓮根にはビタミンCや食物繊維が豊富なので、ブロッコリー同様美容とダイエットに効果的。
一緒に食べればさらに効果もアップします。

詳しいレシピはこちら

7.ブロッコリースプラウトって?

ところで、最近はブロッコリースプラウトという名前をよく耳にするようになった人も多いと思います。

一体ブロッコリースプラウトとはどんなものなのでしょうか。
ブロッコリーとの違いや含まれる栄養素などについて見てみましょう。

7.1.ブロッコリースプラウトとは

ブロッコリースプラウトとは「ブロッコリーの新芽」という意味で、ブロッコリーを発芽させた状態のものを指します。
スプラウトとは食用にされる穀類・豆類・野菜類の新芽のことで、もやしと同じ意味を持ちます。

ブロッコリースプラウトの他にも、カイワレ大根やビーンスプラウトなどもこのスプラウトにあたるもので、発芽野菜、新芽野菜などと呼ばれることもあります。

ブロッコリースプラウトは見た目はカイワレ大根に似ていますが、味は淡泊でくせのないものとなっています。

7.2.ブロッコリースプラウトの栄養素

ブロッコリースプラウトはブロッコリーの新芽なので、当然含まれる栄養もブロッコリーと同じになります。主な栄養素は以下のようなもの。

・食物繊維
・ビタミンC
・ビタミンE
・β-カロテン
・ビタミンB群
・カルシウム
・カリウム
・鉄
・ビタミンK
・葉酸

というように、数多くのビタミン、ミネラルを含んでいるのです。
特にミネラルの豊富さではスプラウト類の中でもトップレベル。
そして何と言っても、スルフォラファンを含むというのがブロッコリー同様ブロッコリースプラウトの最大の特徴となっています。

7.3.ブロッコリースプラウトの効能

それではブロッコリースプラウトにはどんな効能があるのでしょうか。これについてもブロッコリーと同様のものが挙げられます。つまり、

・生活習慣病予防
・ガン予防
・美容・アンチエイジング効果
・風邪の予防
・骨を丈夫にする
・ダイエット

などです。
特にスルフォラファンのがん予防効果については前述しましたが、ブロッコリーとブロッコリースプラウトの持つ特別な効能といってよいでしょう。

7.4.ブロッコリーとの比較

ところで、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトとブロッコリーは、何か違いはあるのでしょうか。
実は、最大の違いはスルフォラファンの成分量にあるのです。

成熟したブロッコリーに含まれるスルフォラファンの量が100gあたり12mgほどであるのに対し、ブロッコリースプラウトのスルフォラファン量は約100mg。
中でも発芽3日目のスプラウトは258mgという含有量になっているのです。

スルフォラファンには前述のがん予防効果の他にも、肝機能を守る効果や花粉症の症状を抑える効果、また育毛効果まであると言われています。

スルフォラファン摂取を目的とするならば、ブロッコリースプラウトを積極的に摂るのがおすすめです。
食べる頻度に関しては3日に1度でOKで、スルフォラファンによる解毒酵素の働きはその間も持続して発揮されるとのこと。

また量に関しては1週間に50gが目安となります。
ですからこの量を3日に1度ずつ1週間にかけて食べれば、充分な量のスルフォラファンが摂取できることになります。

7.5.ブロッコリースプラウトのダイエット法

ブロッコリースプラウトに豊富に含まれるスルフォラファンは、がん予防や肝臓を守るだけでなく、ダイエットに対しても効果的です。

スルフォラファンは肝臓の働きを高める効果があるのですが、これによって食事で得た糖分や脂肪の分解が促進され、ダイエットに大変効果的なのです。

また毒物を排出するデトックス効果もアップし、むくみも解消。さらに強力な抗酸化作用によって肌のシミ・くすみも予防してくれるので、ダイエット+美容効果も望めるのです。

具体的な方法としては、上で紹介したように3日に1度20gほどのブロッコリースプラウトを食べるだけ。
熱を加えるより生で食べたほうが良いですが、加熱してもかまいません。
ただし熱を加えすぎないよう、素早く茹でるなどしましょう。

サラダに混ぜたり、味噌汁に入れるなど食べ方のバリエーションも豊富。
自分に合った食べ方を工夫するのもダイエットを楽しめてなお良いでしょう。

8.まとめ

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いかがでしょうか。このように、ブロッコリーに含まれるさまざまな栄養素は、ダイエットにとても効果的です。特に豊富に含まれるビタミンCは、脂肪を燃焼させるとともに美肌にも欠かせない成分。
また食物繊維は腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。

ブロッコリーにはまたミネラル類も豊富に含まれます。
これらはやはり脂肪の燃焼を促し、基礎代謝を上げて痩せやすい体を作ってくれます。
カリウムはナトリウム排出の作用を持ち、デトックス効果も期待できます。

そしてブロッコリーに含まれるスルフォラファンは、肝機能を高め、がんの予防にも役立つという優れた成分。糖分や脂肪の分解も促進し、抗酸化作用によって老化も防止してくれるのです。
特にブロッコリースプラウトにはスルフォラファンが豊富に含まれていると注目されています。

というように、ブロッコリーをうまく食事に取り入れれば効果的なダイエットが可能。
しかもおいしく食べやすいので、苦にならずにダイエットが続けられます。

健康に痩せたいという方は、ぜひブロッコリーダイエットを試して見てはいかがでしょうか?