「青汁って体や美容に良いって聞いたことがあるから、健康のためにも飲んでみようかなと思ったのに種類が多すぎてどれを選んだらいいのか分からなくなった」 

そんなことってありませんか?
実は、青汁と一言で言っても効果や成分でとても違いがあるのです。

ここでは青汁の原料による種類の違いや効能別の選び方をご紹介します。
ご自分の目的にあった青汁が選べるようになりますよ!

目次

1.青汁の原料~7つの原料野菜とその違い
1.1.ケール
1.2.大麦若葉
1.3.明日葉
1.4.クマザサ
1.5.よもぎ
1.6.長命草
1.7.クロレラ
2.青汁に共通する3つの効能
2.1.便秘改善・デトックス効果
2.2.美肌・アンチエイジング効果
2.3.免疫力を高める
3.青汁の原材料別4つの選び方
3.1.ダイエットや便秘対策
3.2.野菜不足や食物繊維不足対策
3.3.美容やアンチエイジング対策
3.4.健康維持や生活習慣病対策
4.青汁の効果を実感する為に知っておきたいこと
4.1.飲む目的で青汁の原料を選ぼう
4.2.1か月間は飲み続けよう
4.3.青汁の栄養素や成分を見極めよう
5.青汁を選ぶポイント
5.1.安全性が高いこと
5.2.栄養価の高い原料であること
5.3.非加熱処理かどうか
5.4.粉末量の多いものを選びましょう
6.おすすめの青汁の飲み方~飲みにくいと思っている人必見!
6.1.ダイエットや便秘対策におすすめの飲み方
6.2.子供でも飲める飲み方
まとめ

1.青汁の原料~7つの原料野菜とその違い

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青汁の原料となる野菜は、ケール、大麦若葉、明日葉の3種類の野菜が有名ですが、他にクマザサ、よもぎ、長命草、クロレラも多く用いられています。

ここでは青汁の原料の詳細とそれぞれどのような違いがあるか紹介していきますね。

1.1.ケール

ケールは地中海沿岸に広く分布しているアブラナ科の野菜です。
一年中栽培できるほどの強い生命力と高い栄養価が特徴で、野菜の王様と呼ぶにふさわしいものでもあります。キャベツや大根、ブロッコリーなどはケールを品種改良して作られているのですよ。

ヨーロッパでは煮込み料理などによく用いられますが、日本では青汁の原料としての方が有名です。強い苦みがあることも特徴の一つです。

ケールに含まれる栄養素の特徴は?

・ビタミンC…100グラム中に81mgも含まれています。野菜の中ではトップクラスです。
・ビタミンE…ブロッコリーと同じで100グラム中に2.4mgが含まれています。野菜の中ではトップクラスです。

・ビタミンA(ベータカロテン)…100グラム中2900μgも含まれています。
・カルシウム…100グラム中に220mgも含まれています。野菜の中ではトップクラスです。
ちなみに牛乳に含まれているカルシウムは100グラム中に110mgですので、ケールにカルシウムがたっぷり含まれているのがよくわかりますね。

その他の栄養素
・葉酸・ルテイン・食物繊維・メラトニン・ミネラル・葉緑素(クロロフィル)・GABA(ギャバ)・たんぱく質 など

ケールの効能、効果

・抗酸化作用、美肌効果、アンチエイジング効果

野菜の中ではトップクラスと言っても過言ではないほどのビタミン類がたっぷりと含まれています。
ビタミン類の抗酸化作用によって動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病、老化などの原因となる活性酸素を抑制し、体内の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きをしてくれます。

ビタミンCはコラーゲンの生成に必要なビタミンで、シミ対策にも良いので美肌効果が期待できます。また、体の抵抗力を高める効果もあります。

ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれており、ビタミンCと一緒に摂取することでより高い抗酸化作用が期待できます。血行を促進してお肌にハリとツヤをもたらしてくれますのでこちらも美肌効果が期待できます。更年期障害対策にもおすすめです。

ビタミンAは肌や粘膜を守ってくれるビタミンですので口内炎の予防に効果があります。
また、天然保湿因子の生成を促進するはたらきもあるので、お肌の乾燥を防いでくれます。
こちらも高い抗酸化作用があります。

フラノボール配糖体はメラニンによる色素沈着を抑制してくれる効果がありますので、美肌効果が期待できます。

・肥満抑制効果、便秘改善効果、デトックス効果
腸の働きを整えて便通を改善したり、コレステロールの排出を助けてくれる食物繊維が豊富です。
ラットにケールの抽出物を投与する実験では、顕著に体重増加が抑制され、中性脂肪が減少した結果が出たため、脂質の吸収抑制による肥満抑制効果があることも判明しました。

・熟睡効果、不眠症改善


メラトニンは神経ホルモンの一種である成分です。睡眠の質を改善してくれる働きがあります。体内時計を正常にしてくれる働きがありますので寝つきも良くなります。
良い睡眠は美肌効果や免疫力アップ、疲労回復に効果的ですから、そちらへの働きにも期待できますね。

・眼精疲労緩和、目の保護、夜盲症予防

ルテインとの関係
ルテインには、目に悪影響を与えるスマホやパソコンのブルーライトを吸収して目を護る働きがあります。また、光を遮ったり細胞の酸化を防ぐ作用もありますので、白内障予防にも効果があると言われています。

・がん抑制効果
アブラナ科の野菜は発ガン性物質の活性化を抑制する可能性があるよ最近注目されているのですが、アブラナ科の野菜の中でもケールが最も抗酸化作用が高く、栄養素が豊富です。

・生活習慣病予防効果、糖尿病予防効果
豊富に含まれるビタミン類や食物繊維が血液の流れを良くして動脈硬化を予防したり、急激な血圧の上昇を抑えたり、血糖値を改善して糖尿病を予防する効果があると報告されています。

・免疫力アップ、ストレス軽減効果、骨粗しょう症予防
カルシウムは骨や歯の「もと」となることはよく知られていますが、血液や体液をアルカリ性に保つ働きもあります。
血液や体の細胞が酸性に傾いてしまうと白血球の機能が落ちるため免疫力が低下してしまうのです。
筋肉の緊張や神経の興奮を落ち着かせて穏やかにしてくれるので、ストレス緩和効果も期待できます。

他にも心臓や脳の働きを調整したり、出血を止めたり、ホルモンや胃液の分泌調整や細胞分裂を促すなど生命の維持に必要な栄養素です。

ケールについての注意

ケールはビタミンやカルシウムなどの栄養素が豊富なのですが、独特の苦味と青臭さがあり、飲みにくいと感じる人も多いです。

飲みやすく改良している青汁もありますが、飲みたいけれどどうしても苦手という場合は、錠剤タイプなどを選択するのも一つの方法です。

1.2.大麦若葉

大麦若葉とは中央アジア原産で、イネ科の植物である大麦の「若葉(草丈20~30cm)」のころに収穫したものを指します。

草丈が60cmになった大麦と比較すると20cmの若葉は、タンパク質は1.68倍、カルシウムは1.60倍、カリウムは1.35倍も多く含んでいるため青汁の原材料としてとても注目されています。

麦の葉にはミネラルやビタミン、食物繊維や糖質、たんぱく質や脂質の三大栄養素をバランス良く含まれているので「食糧危機を救う」野菜とも言われています。

ケールや明日葉など他の青汁の原料と違い突出した栄養素はありませんが、栄養バランスが優れているのでまんべんなく栄養を体に摂り入れることができます。

大麦若葉に含まれる栄養素

・SOD酵素…抗酸化作用をもつ酵素です。
・カリウム…粉末100gには3200mgのカリウムが含まれています。1日に2000mgが摂取目安ですが、ほうれん草80gに含まれているカリウムは552mgですので、大麦若葉に含まれているカリウムが豊富なことがわかりますね。
・食物繊維…粉末100gあたりに41.1g(水溶性1.6g、不溶性39.5g)もの食物繊維が含まれています。
・鉄分…青汁の原料の中でも最も鉄分が多く含まれているのが大麦若葉。ビタミンCと一緒に摂ると吸収が良くなるのですが、大麦若葉にはビタミンCも豊富に含まれているので鉄分不足になりやすい女性や子供さんに良いですよ。

その他の栄養素…・カルシウム・亜鉛・マグネシウム・ミネラル類・β-カロテン・ビタミンB1・ビタミンC・カテキン・葉緑素(クロロフィル) など

大麦若葉の効能、効果

・便秘改善・整腸作用・デトックス効果


大麦若葉に豊富に含まれている食物繊維は、腸内で水分を吸収して膨らむことによって腸管を刺激し、腸のぜん動運動を高めて便の排出を促します。
また、便の水分やボリュームを増やしたり、善玉菌のエサとなって腸内環境を改善し整える働きもしてくれます。

最近の研究では、大麦若葉の食物繊維には潰瘍性大腸炎による腸内の炎症を抑制する効果も発見されています。
また、緑葉素(クロロフィル)には有害物質を体外へ排出する働きもありますのでデトックス効果も期待できます。

・ダイエット効果・脂肪分解、燃焼
誰でも首の後ろ付近や肩甲骨周辺に褐色細胞というものが存在しています。
この細胞の中には「チトクローム酸化酵素」という酵素があるのですが、これが活性化すると脂肪燃焼・代謝が行われます。大麦若葉に含まれるミネラルやビタミンはこの「チトクローム酸化酵素」を活性化してくれるので、ダイエット効果が期待できます。

また、脂肪の代謝は甲状腺ホルモンが分泌されることによって行われますが、ビタミンやミネラルが不足すると体は酸性になり甲状腺機能が低下してしまって脂肪分解機能が低下していまいます。
でも、ビタミンやミネラルが豊富でバランスの良い大麦若葉を摂取することによって酸化した体を中和すると無駄な脂肪の分解・燃焼効果がアップします。

他にも大麦若葉には脂肪分解酵素リパーゼが含まれています。これは体のぶよぶよしている蓄積脂肪を燃焼する働きがあるので、脂肪燃焼を促してくれますよ。

・活性酸素の除去作用・生活習慣病予防効果


活性酸素は体内の毒素を排出したり菌を殺す働きがあるのですが、これが増えすぎるとガンや老化の原因にもなってしまいます。

そんな活性酸素を除去してくれるのがSOD酵素です。大麦若葉にはSOD酵素がたっぷりと含まれているので活性酸素を無効化し、体内を正常に導きます。

SOD酵素は他にも、動脈硬化や高血圧、糖尿病などの生活習慣病への予防効果もあります。

また、SOD酵素以外にもGIV(グルコシルイソビテキシン)というフラボノイドが大麦若葉には含まれていますが、こちらも活性酸素除去作用がありますよ。

大麦若葉にはカテキンも含まれていますが、これも抗酸化作用が高く、血中の糖やコレステロールを下げてくれますので生活習慣予防にも効果が期待できます。

・アトピー性皮膚炎への有効性
アトピー性皮膚炎への大麦若葉の有効性は臨床実験でも証明されているほどなのです。
5ヶ月以上、大麦若葉を25人のアトピー性皮膚炎の患者に飲ませたところ、飲まなかった人に比べて回復が早く治療効果がアップしたのだとか。

大麦若葉に含まれている葉緑素(クロロフィル)は炎症抑制作用があり、腎皮質ホルモンの分泌を促すミネラルやビタミンC、EのSOD酵素も含まれているのでアレルギー性疾患の改善が期待できます。

・美肌効果・アンチエイジング効果・新陳代謝活性化


大麦若葉に含まれているビタミンA・C・EやSOD酵素、GIVなどは抗酸化作用が高く、肌や髪の毛はもちろん、細胞の若々しさを保つお手伝いをしてくれます。

他にも豊富に含まれている亜鉛によって、新陳代謝を促進する働きも期待できます。
美肌を保つためには代謝がスムーズに行われることが大切なのですが、最近は加齢やストレス、紫外線などが原因となって代謝のはたらきが鈍くなっている人がようです。

また、大麦若葉に含まれているたんぱく質やビタミンCは肌の内側から美しさと若さを保つ働きもしてくれますし、肌荒れを防ぐ効果もありますよ。

・ストレス緩和・疲労回復・免疫力を高める効果
大麦若葉には「プロラクチン」と呼ばれるホルモンの分泌を促進する「ビタミンEコハク酸エステル」が含まれています。
このホルモンは免疫機能を調整する働きのほかに、温かく優しい気持ちになれる効果もあるのです。

他にも抗ストレスホルモンであるアドレナリンの分泌を促すビタミンCも豊富ですし、脳の働きを活性させたり疲労物質除去効果のあるビタミンB1もたっぷり含まれていますので、ストレスの緩和や疲労回復も期待できます。

また、疲れているときというのは、ビタミンB1以外にもカリウムが不足している状態を指します。大麦若葉はたっぷりとカリウムが含まれていますので、ビタミンB1と併せて疲労回復効果もありますよ。

それから、大麦若葉の豊富なβ-カロテンは皮膚や粘膜を強くして体の免疫力をアップさせる働きがあります。
免疫力が高まれば、風邪をひきにくくなりますし、病気になってもすぐに回復するようになりますから、強い体つくりをサポートしてくれます。

骨や歯を丈夫にする効果、冷え性改善効果
大麦若葉に豊富に含まれているカルシウムは骨の代謝に関わる成分ですので、骨や歯を丈夫にする効果が期待できます。
カルシウムはマグネシウムと合せて摂ると吸収率が上がるのですが、大麦若葉にはマグネシウムも多く含まれていますので、効率よくカルシウムを体内に摂り入れることができますよ。

また、マグネシウムとカルシウムには血流を改善する効果があります。
新陳代謝機能をアップさせるビタミン類や酵素、亜鉛とともに冷え症改善効果も期待できますよ。

・貧血予防効果


大麦若葉には鉄分が豊富に含まれています。しかも野菜の鉄分はビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップするので、ビタミンCもたっぷり含まれている大麦若葉は鉄分補給にもおすすめです。

また、大麦若葉が含有する葉緑素(クロロフィル)は、血液中で鉄分と合体することでヘモグロビンなどに変化します。ヘモグロビンは血を増やす働きがあるので、貧血予防効果が期待できます。

・大麦若葉についての注意

原料に麦を使用しているため「グルテン」が含まれますので、麦アレルギーの方は過剰摂取を控える、飲む前にかかりつけ医に相談すると良いでしょう。

また、血液凝固を予防する薬「ワーファリン」を服用している方もかかりつけ医への相談をおすすめします。大麦若葉には血液凝固を促進させるビタミンKが含まれているためです。

そのほか、持病のある方、他の薬を服用している方も飲む前にかかりつけ医へ相談するようにしましょう。

1.3.明日葉

明日葉は日本固有のセリ科シシウド属の植物です。「今日摘んでも明日には芽を出す」と言われるほどの強い生命力を持ち、栄養素も豊富です。

例えば、食物繊維だけで見るとケールの1.5倍も多く含まれています。他にもビタミン、ミネラル類を豊富に含んでいる上、バランスも良いのです。
植物としては良質のたんぱく質も含んでいますし、明日葉だけにしかない希少成分も豊富。野菜の王様と呼ばれるケールを凌ぐほどなんですよ。

明日葉は最近注目が集まっている野菜ですが、実はその歴史は古く、秦の始皇帝や漢の武帝が「不老長寿の野菜」として日本へ家来を遣わしたという伝説がありますし、江戸時代には薬草として用いられ、天然痘予防にも使われていました。

明日葉に含まれる栄養素

20数種類のビタミンとミネラル…明日葉にはビタミンB1・B2 ・C・E・B12やβ-カロテン、カルシウム、カリウム、ナトリウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。明日葉100gで、一日に必要なβ-カロテンを摂取できますし、ビタミンCは100g中30mgと雲集みかんとほぼ同じくらい含有しています。

また、ビタミンB12は貧血に強い効果があり造血ビタミンとも呼ばれています。このビタミンを地球の植物で含んでいるのは明日葉だけとも言われています。

明日葉だけの稀少成分(カルコン)…明日葉の葉や茎を切ると出てくる黄色いベタつく汁の中に「カルコン」というポリフェノールが含まれています。これは明日葉にしか含まれないフィトケミカルの一種で、美容や健康維持に役立つ成分としても注目されています。

セリ科の植物にはカルコンと似た成分「クマリン」が含まれていますが、明日葉はこちらも豊富です。カルコンと併せた効果も期待できます。

また、さきほどご紹介したビタミンB12も明日葉だけの希少成分です。

豊富な食物繊維
明日葉には食物繊維がセロリの3倍、ほうれん草の2倍もの量が含まれています。
青汁の原料では、ケールが食物繊維を豊富に含んでいますが、明日葉はそのケールの1.5倍もの量の食物繊維を含有しています。

明日葉の効能、効果

・癌予防や老化防止、糖尿病や高血圧、動脈硬化などの生活習慣病予防、健康維持


明日葉100gで一日に必要なβカロテンが摂取できてしまうほど、βカロテン含有量が豊富な明日葉ですが、このβカロテンには抗発ガン作用や動脈硬化の予防効果が期待できます。

また、新陳代謝に欠かせないビタミンB2の含有量も特に多いので、細胞の老化を防ぎ健康を維持してくれたり、生活習慣病予防へ働きかけてくれますよ。

そして水溶性食物繊維も豊富に含んでいますが、こちらは炭水化物や糖質の吸収を抑えてくれますので糖尿病対策にもなります。

明日葉特有の成分であるカルコンは内臓脂肪を減少させたり血中コレステロールを低下させる働きもありますし、カルコンよβカロテンには強い抗酸化作用もあるため、血中の脂肪の酸化を防いで血管を若く保ってくれますから動脈硬化の予防効果も期待できます。

また、豊富に含まれているカリウムは血中に増えすぎたナトリウムを体外へ排出してくれる作用がありますので高血圧予防へ効果を発揮してくれますよ。

・ダイエット、セルライト解消、便秘解消効果、デトックス効果、むくみ解消


明日葉に豊富に含まれている水溶性食物繊維は、炭水化物や糖質の吸収抑止作用がありますし、保水性も高いので腹持ちが良いためダイエットにおすすめです。
また、腸内で便の量や水分を増やしてもくれますので便秘改善効果もあります。便秘が改善され、腸内がきれいになると美容や健康面にも良い効果が現れますよ。

明日葉だけに含まれている希少成分「カルコン」は、血液やリンパの流れを調整したり、内臓脂肪を減少させる作用があるので、むくみ解消やダイエット効果も期待できます。
また、むくみが原因のセルライトの予防や解消にも役立ちます。

他にも明日葉にはカリウムが含まれていますが、こちらは利尿作用がある為、体内の余分な水分や老廃物を外へ出してくれるのでむくみ解消やデトックス効果も期待できます。

・美肌効果・アンチエイジング効果
明日葉にはβカロテンがたっぷりと含まれていますが、このβカロテンは体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を丈夫に保持してくれるので肌荒れ改善やカサつきへの効果が期待できます。
また、強い抗酸化作用もある為、紫外線によって作られた活性酸素を無効化し、シミの原因となるメラニン色素の発生を抑えてくれます。

他には若返りビタミンと呼ばれるビタミンEやコラーゲンの生成を促進し、肌のハリを保つビタミンCも豊富ですのでシワ予防や改善にも効果を発揮してくれますよ。

・疲労回復、免疫力アップ
疲労回復ビタミンと呼ばれるビタミンB1や、疲労時に不足しがちな成分の「カリウム」がたっぷりと含まれていますので疲労回復効果が期待できます。

また、豊富に含まれているβカロテンやビタミン類は、ウイルスの侵入を防ぐ効果があり、気管支や胃腸、皮膚やのどの粘膜を正常に保ってくれますし、希少成分の「カルコン」は抗菌作用があるので免疫力を高めてくれます。口内炎や風邪の予防効果もあります。

豊富な食物繊維によって腸内環境が改善され、善玉菌が増えることでも免疫力が高まりますので、風邪を引きにくくなりますし、病気になっても回復が早い体を作れますよ。

・貧血予防
造血ビタミンと呼ばれるビタミンB12と、明日葉にたっぷりと含まれている鉄分で貧血予防も期待できます。鉄分はビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がりますので、ビタミンCも豊富な明日葉は鉄分不足気味の方にもおすすめです。

・骨粗しょう症予防効果


骨は骨芽細胞で形成されているのですが、BMP-2という骨形成たんぱく質が骨髄に働きかけることによって骨芽細胞が作り出されます。

明日葉はこのBMP-2を生み出す働きを促進する作用があることが実験によって証明されています。カルシウムなどのミネラルも含んでいますので、骨粗しょう症予防効果が期待できます。

・認知症改善効果
神経細胞の分化促進や維持、老化した脳の神経細胞の機能回復をする働きを持つ神経成長因子の産出を促す効果が明日葉にあることが実験で判明しています。
ですので、アルツハイマー型の認知賞や糖尿病合併症等による末しょう神経障害の予防や治療への効果が期待できます。

明日葉についての注意

明日葉は普通に野菜としても食べられていますので、適量であれば何も問題はありません。

ですが、体質や組合せによっては副作用などが起こる場合もありますのでご注意ください。

明日葉にはビタミンKも豊富に含まれていますが、ビタミンKは血液を凝固させたりする働きがあります。
その働きが血栓防止作用のあるワルファリンという薬の効果を無効にしてしまう恐れがありますので、ワルファリンや常時お薬を飲用されている方、持病のある方はかかりつけのお医者さんに飲用前に相談することをおすすめします。

また、明日葉は食物繊維がとても多いので1日の摂取目安よりも飲みすぎてしまったり、普段便秘ではない方にはお腹が緩くなるおそれもあります。

1.4.クマザサ

クマザサは「隈笹」、「熊笹」とも書かれており、日本全国どこにでも生えているイネ科の植物です。

日本では古くから病気や怪我の治療薬に欠かせない薬草であり、またその高い抗菌効果や防腐作用を使っておにぎりや餅を包む道具にも使われていました。笹団子や笹寿司、チマキや笹酒など笹を使った食べ物は多いですよね。

お隣の中国では、クマザサは中国で最も古い薬物書に漢方薬として登場するほどなのですよ。

クマザサの種類はいくつかあるのですが、その中でも東北から北海道にかけて分布している「クマイザサ」が青汁の原料に用いられることが多いです。

クマイザサは3~4ヶ月で成長した後、60年~120年も生き続けられるという驚きの生命力を持っています。

クマザサに含まれる栄養素

葉緑素・必須アミノ酸(全9種類のうち8種類を含有)・クマザサ多糖体(バンフォリン)・多数のミネラル・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンK・フラボノイド・食物繊維(リグニン)・カルシウム

クマザサの効能、効果

・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎などを改善する効果(ピロリ菌消滅作用)


クマザサの葉の約80%は葉緑素で出来ています。この葉緑素には様々な働きがあるのですが、胃腸の強化もその1つです。また、クマザサ多糖体と呼ばれるクマザサ固有の成分には潰瘍修復もありますので胃潰瘍などにも効果的です。

2001年9月の「国際ピロリ菌学会」では、クマザサにピロリ菌を死滅させる働きがあることも発表されています。胃のピロリ菌や黄色ブドウ球菌などの細菌の発生や増殖を抑える効果も期待できます。

・貧血を予防・改善する効果(造血作用、血液浄化作用、血管強化作用)
クマザサに豊富に含まれている葉緑素は新しい血液を作る作用や血液をきれいにする作用、血管を強くしてくれる作用があります。

他にも血液の色素であるヘモグロビンを補助して酸素を体のすみずみまで運んでくれますので、貧血予防効果がありますよ。

・高血圧・動脈硬化・糖尿病予防、生活習慣病予防


クマザサに多く含まれている葉緑素にはコレステロール値や血圧を下げたり、血管を強くしたり活性化させたりしてくれるので血流が良くなる働きがあります。

また、強い解毒効果もありますので体の中の不要なものを排出してくれるデトックス効果も期待できます。
クマザサのリグニンと呼ばれる食物繊維やフラボノイドにはコレステロールを吸着させる働きもありますので、血中の資質の状態を正常に保ってくれる効果もあります。

・免疫力アップ
強い抗酸化作用と抗菌作用を持つ葉緑素や、抗酸化作用の高いビタミンCとビタミンB群をたっぷり含有しているので免疫力アップ効果も期待できます。風邪のひき始めなどに摂るとすぐに回復しますよ。

細胞を修復する作用のあるクマザサ多糖体は人の細胞ととても相性が良く、弱った細胞を活性化してくれますので、細胞レベルでの免疫力効果にも期待できます。

また、消化しにくいクマザサの食物繊維は腸内環境を整えてくれますので、腸内からの免疫力アップをフォローしてくれますよ。

・肥満防止、整腸作用、便秘改善効果、デトックス効果
クマザサの食物繊維はリグニンと呼ばれていますが、このリグニンはとても消化がしにくいため、腸内の老廃物を一掃してくれる働きがあります。

また、葉緑素には体の中の余分なものを外へ排出してくれる作用もありますのでデトックス効果も期待できます。葉緑素とリグニンはコレステロールを吸着して外へ出してくれますので、肥満対策にもおすすめです。

・美肌・アンチエイジング効果、ニキビ、口臭・体臭を予防する効果
新陳代謝を促進する働きや血流を良くする効果のある葉緑素や細胞膜を守っている物質の修復・強化を行うクマザサ多糖体による美肌・美髪効果が期待できます。

他にも抗酸化作用の強いビタミンCやビタミンB群、葉緑素の新陳代謝を促す働きによるアンチエイジング効果もありますよ。

葉緑素には他にも脱臭効果がありますので、口臭や体臭予防にもおすすめですし、強力な抗菌作用もありますのでニキビ対策にもなります。

・骨粗しょう症予防
クマザサにはカルシウムの他に、血液凝固作用のあるビタミンKが含まれています。ビタミンKはカルシウムの溶出を防いで骨を強くする働きもありますので、骨粗しょう症予防が期待できます。

・がん予防効果
クマザサのリグニンという食物繊維にはガン細胞を抑える働きがあります。他にパンフォリンという笹に含まれている多糖体やクマザサ多糖体は細胞を強化し、免疫力を高めてくれますので、ガン細胞の増殖を抑制する効果が発見されています。

クマザサについての注意

血液凝固作用のあるビタミンKを含んでいますので、血栓防止作用のあるワルファリンを服用している方は飲用前にかかりつけ医への相談をおすすめします。

他にも持病のある方やお薬を常飲している方もお医者さんへ相談しましょう。

消化難の食物繊維を含んでいますので、便秘で無い方には効きすぎる心配もあります。はじめは少量から飲み始めると良いかもしれません。

1.5.よもぎ

キク科ヨモギ属の多年草で、日本では全国各地に、世界では北アジア、北アフリカ、ヨーロッパ、中国などに自生しています。繁殖力がとても強く、日本ではヨモギ餅の材料などとして古くから用いられています。

食用以外にも生薬として漢方では「艾葉(ガイヨウ)」と呼ばれて用いられたり、飲む、浸ける、香りをかぐ、もぐさににするなど、その効能と栄養価の高さから万能薬と言われたり「ハーブの女王」とも呼ばれています。

よもぎに含まれる栄養素

食物繊維・鉄分・クロロフィル(葉緑素)・β-カロテン・ビタミンB1、B2・ビタミンC・ビタミンE・ビタミンK・カルシウム・リン・マグネシウム・カリウム など
特に食物繊維はほうれん草の3倍近い含有率と言われています。

よもぎの効能、効果

・貧血の予防・改善


よもぎに豊富に含まれるクロロフィル(葉緑素)は、ヘモグロビンの生成を正常に整えて造血作用を促進する働きがあります。

他にも血をキレイにして血流をスムーズにしてくれますし、よもぎに含まれる鉄分は野菜の中では2番目に多いので貧血の予防と改善に効果的です。

・高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の予防、生活習慣病の予防・改善
葉緑素が血中コレステロール値を下げて血中脂質を正常にする働きのあることが国立健康・栄養研究所によって発見されています。

ドロドロ血からキレイな血に変えてくれる葉緑素をたっぷりとヨモギは含んでいますので、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞、高血圧や生活習慣病の予防に役立ちます。

また、βカロテンは血中の悪玉コレステロールを減少させたり血管のアンチエイジング効果もありますから、生活習慣病予防効果も期待できますよ。

・免疫力アップ効果


よもぎに含まれる葉緑素には有機ゲルマニウムという成分も含んでいます。これは活性酸素を無毒化してくれる強い抗酸化作用を持っていますので、細胞が酸化するのを防いでくれます。

また、豊富に含まれているβカロテンにも強い抗酸化力があり、傷ついたり弱っている細胞を修復してくれる働きがありますので、葉緑素とともに免疫力を高めてくれますよ。

他にもβカロテンには皮膚や粘膜を強くする働きや喉や肺などの呼吸器系を守る機能もありますので、風邪などの感染症予防にもおすすめです。

・デトックス効果
よもぎに豊富に含まれている食物繊維は腸内に溜まっている有害物質を吸着して体の外へ排出してくれます。

また、クロロフィルも小腸内に蓄積している残留農薬や水銀・鉛などの有害金属、ダイオキシンなどを除去する働きがありますよ。

・美肌・美髪効果、アンチエイジング効果
よもぎに含まれているβカロテンは細胞修復効果がありますので、肌や髪を美しく保つサポートをしてくれますし、血管を若々しく保つ働きもありますので、アンチエイジングも期待できます。

他にも若返りビタミンと言われるビタミンEやコラーゲンの生成を補助するビタミンCがよもぎに含まれていますので、こういったビタミン群の美肌効果もありますよ。

・ガン予防効果


よもぎから抽出されるアルテミシニンという成分が、健康な細胞1つにつき12,000個もがん細胞を死滅させたという論文が『Life Sciences, Cancer Letters and Anticancer Drugs』に発表されています。

よもぎについての注意

ビタミンKを含んでいますので、ワーファリンなどのお薬を飲んでいる方は、飲用前にかかりつけのお医者様によく相談しましょう。

また、食物繊維が豊富ですので、便通が正常な方にはお腹が緩くなる恐れもありますのではじめは少しづつ飲用することをおすすめします。

1.6.長命草

長命草(ちょうめいそう)は、沖縄県などの温かい地域に自生する、 セリ目セリ科カワラボウフウ属の常緑多年草です。別名「ボタンボウフウ」、「サクナ」とも呼ばれています。

強い日差しのもとで育つ長命草には強い生命力と豊富な栄養が含まれており、昔から料理や民間薬として使用されてきました。沖縄県民の健康と長寿の理由のひとつとして長命草が挙げられているほどなんですよ。

長命草に含まれる栄養素

ルチン・クロロゲン酸・ネオクロロゲン酸、カテキンなどのポリフェノール…ポリフェノールはゴーヤの約8倍もの量を含有しています。

その他の栄養素…ビタミンA・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンC・ビタミンE・カルシウム・リン・鉄・ナトリウム・カリウム・マグネシウム・亜鉛などのミネラル・クマリン類のビスナジン・食物繊維 など

長命草の効能、効果

・ダイエット効果


長命草に含まれる「クロロゲン酸」は飲み続けることで、脂肪を分解・燃焼しやすい体つくりをサポートしてくれます。

また、長命草に含まれる「プテリキシン」という成分は中性脂肪の合成を抑制する働きがあると大学の研究で最近判明したため、ダイエット効果が期待できます。

・美肌効果、アンチエイジング
ルチンやクロロゲン酸などの長命草に含まれるポリフェノールは、紫外線やストレスが原因で体内に作られる活性酵素を排除する働きを持っています。
なんとその量はゴーヤの8倍もありますし、蕎麦やコーヒーの2倍も含んでいるのです。

活性酵素は細胞を傷つけて老化や病気の原因にもなりますから、活性酵素を抑えることは美肌やアンチエイジングにつながります。

また、長命草にはビタミンやミネラル類も豊富に含まれています。
高い抗酸化力のあるビタミンAや若返りビタミンと呼ばれるビタミンE、シミの原因となるメラニン生成を抑制したりコラーゲン生成の促進作用のあるビタミンCによる相乗効果で美肌やアンチエイジング効果が期待できますよ。

・冷え性やむくみの改善


長命草に含まれる「イソサミジン」には高い血管拡張作用があるので、血流が改善されて、血液が体のすみずみにまで行き渡るようになるため、冷え性やむくみの改善効果が期待できます。

・排尿を促す効果
「イソサミジン」には他にも前立腺の筋肉や過剰に収縮した膀胱を緩和する機能があります。したがって残尿感や夜間頻尿の症状を和らげたり、加齢に伴う過活動膀胱や前立腺肥大の症状を緩和する効果が期待できますよ。

・ガン予防効果、動脈硬化や高血圧改善効果、心筋梗塞や生活習慣病予防、インフルエンザ予防


長命草には、ポリフェノールやビタミンA、ビタミンEなどの強力な抗酸化力を持つ成分が豊富に含まれています。

これらは最近の研究でガンや心筋梗塞などの生活習慣病、インフルエンザや風邪などの病気に関係する活性酵素を撃退する作用があることが判明しています。肝臓の保護作用もありますよ。

また、長命草の特殊成分でもある「イソサミジン」には血管拡張作用があるため、血流が改善されることによって動脈硬化や高血圧の予防にも役立つと考えられます。

・貧血や骨粗しょう症予防効果
長命草にはカルシウムや鉄分などのミネラル類がたっぷりと含まれています。しかも牛乳よりも吸収率の良いカルシウムですので、月経で血液を失いやすい女性や成長期の子供さんにおすすめです。

長命草についての注意

長命草はカリウムを含んでいますので、腎臓障害のある方は飲用前にかかりつけ医に相談することをおすすめします。

また、他の持病やお薬を服用されている方もお医者さんへ事前に相談するようにしましょう。

1.7.クロレラ

クロレラは、アオノリと同じ緑藻類の植物性プランクトンの一種です。
約5億年も前から存在し、高い光合成能力と繁殖能力を持つ驚異的な生命力を持っています。

様々な栄養素をバランスよく含んでいることから天然のマルチビタミンとも呼ばれています。青汁の原料として使われるようになったのは最近のことなのですよ。

クロレラに含まれる栄養素

・ビタミン:13種類中12種類(ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンK、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、イノシトール)
ミネラル:6種類(鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、カリウム、ナトリウム)
・タンパク質・食物繊維・葉緑素(クロロフィル)・カロチノイド(αカロテン、βカロテン、ルティン)・クロレラ独自成分のCGF(クロレラ・グロス・ファクター)

クロレラの効能、効果

・免疫力アップ、生活習慣病予防、ガン予防効果

クロレラには、生活習慣病や老化の原因となる活性酸素を除去する抗酸化作用や白血球を増やして免疫力を高める作用があります。

また、カリウムやマグネシウムなどを含むアルカリ性食品でもあるので、病気にかかりにくい弱アルカリ体質へと導いてくれますから、高血圧、低血圧、貧血、心臓病、脳卒中、低血糖、糖尿病などの生活習慣病やガン予防への効果が期待できますよ。

臨床実験では高血圧とコレステロール値の調整、中性脂肪値の改善効果が確認されていますし、動物実験段階ですが、抗ガン作用や感染防止作用等が認められています。

また、免疫力が上がることによって風邪などを引きにくい体つくりもできますよ。

・美肌効果、アンチエイジング


クロレラには老化の原因になる活性酸素を抑える抗酸化作用が高いため肌や細胞の老化を抑えてくれます。
更に、成長促進作用があるため細胞の生まれ変わりを促進してくれますから若くて瑞々しいお肌の保持をサポートしてくれますよ。

また、若返りビタミンとも呼ばれるビタミンEや、シミの原因となるメラニンの生成を抑制したりコラーゲンを作る補助をするビタミンC、抗酸化作用の高いβカロテンも含んでいますので美肌効果も期待できます。

・成長促進作用
クロレラには動物や植物への成長促進作用効果があります。また、鉄分やカルシウムも含有していますから成長期のお子さんにおすすめですよ。

他にもお肌の細胞の生まれ変わりもフォローしてくれますから、アンチエイジング対策にもなります。

・便秘改善、ダイエット効果、デトックス効果
クロレラに含まれている食物繊維や葉緑素は、体内に溜まっているダイオキシンなどの有害物質を体外へ排出する働きがあります。

また、自然な排泄を促す効果もありますので便秘改善効果も期待できますよ。他にも腸内の善玉菌を増やしてくれる効果もあるので腸内環境を整えてくれます。

・月経不順、月経前症候群対策、冷え性改善


クロレラに含まれている葉緑素には血流を改善する効果があります。
指先などの血液が届きにくいところまで隅々に血が流れていくことによって冷え性改善や月経に関する悩みの改善への効果が期待できます。

また、鉄分も含有していますので貧血対策にもおすすめですよ。

・消臭効果
クロレラに含まれている葉緑素には消臭効果もあります。口臭や体臭を体の中から予防してくれる効果が期待できます。

・胃潰瘍、十二指腸潰瘍、大腸炎予防


動物実験の段階ではありますが、クロレラに抗潰瘍効果があることがわかりましたので、胃潰瘍や十二指腸潰瘍、大腸炎の予防効果が期待できます。

クロレラについての注意

クロレラはビタミンKを含んでいますのでワーファリンを飲用している方や、タンパク質も含んでいるためアレルギーのある方は注意が必要です。他にも鉄分が豊富なので、C型肝炎の方も飲用前にお医者さんへの相談をおすすめします。

持病のある方やお薬を服用されている方はかかりつけ医に必ず相談するようにしましょう。
また、安価な粗悪品を飲用したときに下痢症状が起きたとの報告もあります。商品を選ぶ際は品質を見極めることも大切です。

2.青汁に共通する3つの効能

青汁には原料となる野菜が主に7種類あるとご紹介しましたが、どの青汁にも共通している3つの効能があります。

どのような効能・効果があるか具体的に紹介していきますね。

2.1.便秘改善・デトックス効果

青汁の原料となる野菜は全て食物繊維がとても豊富に含まれています。しかも消化のしにくい食物繊維なので腸内で体内の不要なものを絡め取りながら便の量を増やして便通を改善してくれます。
また、腸内環境を整えてくれる働きもありますので、便秘の改善やデトックス効果が期待できますよ。

青汁にはカリウムなどが含まれていますが、こちらは利尿作用や有害物質を体外へ排出してくれる効果がありますのでむくみ解消やデトックス効果を発揮してくれます。

2.2.美肌・アンチエイジング効果

青汁にはビタミン類やβカロテン、他にも抗酸化作用の高い成分がたっぷりと含まれています。
細胞の酸化を防ぎながらお肌のハリとツヤを保つサポートをしてくれますので、アンチエイジング効果がとても高いと言えます。

また、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEや、肌の内部でシミの原因となるメラニンの生成を抑制したりコラーゲンを作るもとになったりするビタミンCなどの働きで美肌や美髪効果も期待できます。

便秘が改善されると新陳代謝効果が上がり、老廃物などのお肌に良くないものが肌に溜まることも無くなりますので、便秘改善による美肌効果もありますよ。

2.3.免疫力を高める

免疫細胞は腸内で作られますので、腸内環境を整えておくことはとても大切です。
便通を促して老廃物を体外へ排出したり、腸内の善玉菌を増やす働きのある青汁には免疫力アップ効果も期待できます。

また、抗酸化作用の高い成分も豊富です。特にβカロテンは皮膚や粘膜を強くし、病気に強い体つくりをサポートしてくれますので、風邪をひきにくくなりますし、病気になっても回復が早くなります。

他にも血管のアンチエイジング効果もありますから高血圧、動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞の予防、生活習慣病の予防もできますよ。

3.青汁の原材料別4つの選び方

先ほどはどの青汁にも共通する効能について紹介いたしましたが、青汁の原料となる野菜それぞれ独自の効果もあります。

それらを踏まえながら、効果別の青汁の選び方をご紹介します。ご自分の目的に合う青汁を選ぶ際の参考にしてみてください。

3.1.ダイエットや便秘対策

どの青汁にも食物繊維がたっぷりと含まれていますので、どれを選んでも便秘対策はバッチリですが、ダイエットも一緒にとなると選んでおきたい青汁があります。

それは、「ケール」、「明日葉」、「クマザサ」、「長命草」を原料とする青汁です。

ケールは脂質の吸収抑制による肥満抑制効果があることが判明していますし、明日葉はむくみやセルライトの解消効果があります。

クマザサはコレステロールを体外へ排出する働きがありますし、長命草は中性脂肪の合成を抑えたり、脂肪を分解・燃焼しやすい体へと導く作用があります。

青汁によってダイエット効果の違いがありますから、何のために痩せたいのか、目的別に青汁を選ぶことをおすすめします。

3.2.野菜不足や食物繊維不足対策

1人暮らしの方や野菜嫌いな方(特に子供さん)に心配なのが野菜不足や食物繊維不足ではないでしょうか。食物繊維や野菜に含まれるビタミンやミネラル類は体を整えるために必要な栄養分です。
不足してしまうと病気がちな弱い体になってしまいます。

青汁は全て食物繊維が豊富なのでどれを選んでも問題はありませんが、特におすすめしたいのは「明日葉」を原料とした青汁です。

こちらは野菜の王様と呼ばれるケールよりも栄養分を凌ぐほどの量を含有しているとも言われていますし、日本が原産地ですので日本人の体になじみやすいことも特徴。

また、ケールよりも苦味が少ないので飲みやすい為、妊娠時や高齢、野菜嫌いな子供の栄養補給にもおすすめです。

3.3.美容やアンチエイジング対策

肌の内側からの美容対策やアンチエイジング対策として青汁を飲まれる女性も多いですね。
そんな女性におすすめしたいのは「明日葉」、「よもぎ」、「長命草」、「クロレラ」を原料とした青汁です。

青汁はどれを選んでもアンチエイジング効果や美肌効果があるのですが、上記でご紹介した青汁は他にも貧血予防や骨粗しょう症予防効果など、女性が不足しがちな成分も補ってくれるのです。

他にも疲労回復や冷え性改善、月経不順や消臭効果などの女性に嬉しい独自の効果がありますよ。

3.4.健康維持や生活習慣病対策

青汁はどの原料でも健康維持や生活習慣病対策への効果がありますが、特に抗酸化作用の高いβカロテンを豊富に含む「ケール」や「明日葉」、「大麦若葉」がおすすめです。

大麦若葉は他にもアトピー性皮膚炎の改善効果がありますし、明日葉には認知症改善効果が期待できますので、そういったお悩みのある方にもおすすめですよ。

4.青汁の効果を実感する為に知っておきたいこと

青汁の効果をいろいろと紹介してきましたが、1~2日飲んだくらいですぐに効果を実感できるものではありません。ここでは効果を実感するために知っておきたいことをご紹介していきます。

4.1.飲む目的で青汁の原料を選ぼう

当たり前のことと思うかもしれませんが、自分が何のために青汁を飲むのかきちんと理解してから青汁を選ぶようにしましょう。

健康維持が目的で飲もうと思っているのに、美容効果の高い青汁を選んでいては意味がありませんよね?

また、健康が目的であっても、生活習慣病を予防したいのか、免疫力を上げたいのか、それともすでに発症している症状を和らげたいのかということでも選ぶ青汁は変わってくると思います。

自分の目的に合った青汁を選ぶ、というただそれだけでも高い効果を得られるようになりますよ。

4.2.1か月間は飲み続けよう

青汁は薬ではありませんので、数日飲んだだけですぐに効果が現れるような即効性はありません。
最低でも1ヶ月間は飲み続けてみましょう。

なぜかと言いますと、人の体を作る細胞はすぐに入れ替わらないからなのです。
一般的には約6年くらいで体の細胞が新しく生まれ変わるとも言われているほど。

今まで積み重ねてきた生活習慣が今のあなたの体を作っているのですから、それをたった数日で変えようというのは無理がありますよね。

お肌や髪の生まれ変わるサイクルが約1ヶ月と言われていますので、最低その1ヶ月くらいは飲み続けて変化があるかどうか様子を見ることをおすすめします。

ちなみに、血液の生まれ変わりのサイクルは約4ヶ月、筋肉や肝臓は約2ヶ月だそうですよ。
他に長期間飲み続けるために大切なことは。味と予算です。

どんなに効果があるものでも続けられないと意味がありませんから、効能だけではなく、自分が飲みやすいと感じた青汁を選ぶことも大切ですよ。

そして長い期間飲み続けられる金額かどうかもお財布と相談しましょう。

4.3.青汁の栄養素や成分を見極めよう

先ほど、長期間飲み続けるためには予算も大切と言いましたが、青汁に含まれている栄養素や成分もしっかりと見極めることが大切です。

安いものが全てそうだとは言いませんが、やはりそれなりの品質のものも多いことは事実です。
成分が薄いものを飲み続けていても、得られる効果は少ないですよね。

また効果が得られるどころか、下痢症状などを引き起こすものも過去にはあったそうなので、
品質を見極め、コストパフォーマンスの高い青汁を賢く選ぶことが大切です。

5.青汁を選ぶポイント

青汁を選ぶ際に、原料や得られる効果、金額や味も大切なポイントなのですがやはり高い効果を得るには「品質」を見極めることも重要です。
ここでは、その品質を見極めるために大切なことをご紹介していきます。

5.1.安全性が高いこと

日本が原産の製品は、世界でも安全性が高いと言われています。青汁もその例外ではありません。
初めて青汁を選ぶという場合は、安全性、栄養価、品質のどれを取っても一定のレベルに達している国産のものを選ぶのが良いでしょう。

ただ、国産のものとなるとお値段もそれなりにするのですが、中には国産なのに安価なものもあります。これは、原材料の生産を外国で行っている場合が多いようです。

安いものが悪いとは一概には言えませんが、原料がどこで生産されているのか、といったことも気にして青汁を選ぶことをおすすめします。

原料の生産地などはメーカーのホームページなどで紹介されていますので、そういったところまで確認すると良いですよ。
自分のからだを守るのは自分自身ですからね。

5.2.栄養価の高い原料であること

青汁の原料となる野菜はどれも栄養価が高いことをご紹介しましたが、その野菜がそのまま青汁になっていないものが最近増えてきています。

おそらく飲みやすさを重視した為だと思われるのですが、「人工甘味料」や砂糖などの「糖分」、「食品添加物」が青汁に含まれているものが多いのです。

特に、とうもろこし由来の食物繊維である食品添加物の「難消化性デキストリン」が配合されているものが増えています。

これは、食物繊維の一種ではありますから便秘解消や血糖値抑制などの効果はありますが、青汁の原料に含まれるような豊富なビタミンやミネラル等はありませんので、継続して飲み続けても便秘改善以外の青汁で得られると言われている効果を実感することができません。

また、「難消化性デキストリン」で便秘が改善したとしても、ビタミンやミネラルが不足したままだと代謝が落ちてしまうので、かえって太ってしまいます。

ですので、購入の際はきちんとパッケージに表示されている「原材料名」を確認しましょう。
原料名の並び順は、JAS法でその製品に含まれている原料の中で重量の多いものから表示することになっていますので、青汁の原料となる野菜ではなく「デキストリン」が先に表示されている場合は注意が必要です。

5.3.非加熱処理かどうか

青汁に含まれているビタミンや酵素は熱に弱いものが多く、加熱処理をして作られた青汁は栄養が壊れています。そのため、加熱処理で作られた青汁を飲み続けていても得られる効果は半減してしまいます。

ですので、熱を加えない非加熱処理(フリーズドライ製法)で作られている青汁を選ぶと良いですよ。
粉末の青汁でしたら、「低温乾燥」もしくは「スプレードライ」と書かれていることもあります。

5.4.粉末量の多いものを選びましょう

青汁には液体のものや冷凍のものなどがありますが、保管場所を選ばない粉末タイプのものやタブレットタイプのものが人気があるようです。

ただ、粉末タイプのものは1袋に含まれている青汁の粉末量に大きく違いが出ます。
通常は3gほどですが、多いものになると10gというものもあります。

1回に飲む1袋の内容量が多ければ多いほど、野菜の粉末が多く含まれているということになりますから、それだけ多くの栄養素を摂取できるということになりますよね。

粉末タイプの青汁を選んだ場合は、粉末量がどれくらい含まれているかをチェックしてみることもおすすめします。

6.おすすめの青汁の飲み方~飲みにくいと思っている人必見!

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青汁は長く飲めば飲むほど効果が出やすく健康な体へと導いてくれるのですが、美味しくないから飲み続けられない、と言う方も多いようです。

ここでは、子供さんでも飲める方法や、青汁のダイエット効果や便秘改善効果をさらに高める飲み方をご紹介しますので、青汁が飲みにくいと感じている方はぜひ参考にしてみてください。

6.1.ダイエットや便秘対策におすすめの飲み方

青汁には飲むのに良いタイミングがあるのをご存知ですか?
一日のうちのどの時間帯に飲むかで、得られる効果が違ってくるのですよ。

ダイエット目的で青汁を飲むのであれば、食事前に飲むことをおすすめします。
空腹状態になっているお腹の中に食物繊維が豊富な青汁が入ってくることで、満腹中枢が刺激されて食べすぎを防ぐことができるんですよ。

便秘対策として飲むのであれば、就寝前に飲むと良いでしょう。
ただ、消化するために腸が睡眠中に活動することになるので、腸の動きが気になったり気分が悪くなったり等、睡眠に影響がある場合は飲む時間を少しずらしてみる等 工夫が必要です。

また、青汁の苦味が気になる場合はオリゴ糖をプラスしてあげると良いですよ。
オリゴ糖は善玉菌のエサになりますので腸内環境を整えてくれますし、砂糖よりもカロリーは低く、糖分の吸収もゆるやかなため、ダイエットしたい方にもおすすめです。

他にも腸の調子を整えてくれるヨーグルトに混ぜても良いですし、女性に嬉しい栄養素が豊富でカロリーの低い豆乳と一緒に摂れば、美容効果も期待できますよ。

6.2.子供でも飲める飲み方

青汁特有の苦味や臭いがイヤで飲めない方は多いですよね。

そんな場合は、野菜ジュースやフルーツジュースに青汁を混ぜて飲んでみましょう。
青汁の苦味や青臭さが低減されますし、ジュースに含まれる栄養素も一緒に摂ることができますよ。

ただし、人参ジュースは避けましょう。人参ジュースの酵素が野菜のビタミンを壊してしまうことがあるためです。

他には、牛乳との組合せもおすすめです。抹茶ミルクのような味に変わりますし、牛乳のたんぱく質やカルシウムも一緒に摂ることができるので成長期の子供さんにおすすめです。
はちみつを加えると甘みも出るので、更に飲みやすくなりますよ。

まとめ

様々な青汁の種類とその選び方をご紹介しましたが、いかがでしたか?

①何のために青汁を飲むのか、目的をハッキリとさせる
②その目的に合った青汁の原料を選ぶ
③その原料を使った青汁の種類の中から、「青汁を選ぶポイント」を参考に長く続けられる価格のものを選ぶ

青汁の種類はたくさんありますが、上記の①~③の流れで青汁を選んでいけば、自分に合った青汁を選ぶことができますよ。