睡眠、食事、運動、子供から大人まで今の世の中は物が豊かになりすぎたせいか、生活リズムの狂いやすい世の中ですよね。

そんな中、栄養を手軽に取りやすいのが、サプリメント栄養補助食品として頼る人も多いのではないでしょうか?

今回はサプリメントと同様気軽に摂取できる青汁のことに注目して書いてみました。
実は、青汁はサプリメントと同様手軽に摂取できるのにとってもメリットが多いのです。

目次

1.サプリメントって何?青汁との違いは?
1-1.サプリメント
1-2.ビタミン
1-3.ミネラル
1-4.青汁
1-5.そもそも緑黄色野菜って?
2.サプリメントより青汁の方がメリットがいっぱい!その理由とは?
2-1.サプリメントは添加物も含まれる
2-2.青汁は原則的に誰でも飲める
2-3.最近の青汁は飲みやすさもアップ
2-4.添加物の危険性とは?
3.目的によって飲むサプリメントの代わりに飲む青汁を考えよう!
3-1.美容目的ならこの青汁がサプリの代わりに◎
3-2.健康目的ならこの青汁がサプリの代わりに◎
3-3.病気予防目的ならこの青汁がサプリの代わりに◎
4.サプリの代わりに飲む青汁の形状の種類とは?
4-1.粉末タイプ
4-2.フリーズドライタイプ
4-3.冷凍タイプ
4-4.カプセル・錠剤タイプ
4-5.ゼリータイプ
5.青汁とサプリメントを併用すると効果はあがるのか?
5-1.メリットについて
5-2.同時に摂取する際の注意点とは?
6.青汁をサプリメントの代わりに飲む効果の出るタイミングとは?
6-1.健康が目的の場合
6-2.ダイエットが目的の場合
6-3.便秘を解消する場合
7.野菜ジュースも青汁のようにサプリメントの代わりになるか?
8.まとめ

.サプリメントって何?青汁との違いは?

サプリメントとはそもそもなんなのでしょうか?

見た目はカプセルや錠剤のようなものが多いですよね。

薬のように体の状態によっては飲んでも害はないのだろうかと不安に思う方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

そして見た目が緑色の液体の「青汁」と呼ばれる食品・・・。どんな味がするの?飲んでも体に害は無いか?など飲んだことが無い方にとっては未知の食品ですよね。

ではサプリメントと青汁の概要についてみていきましょう。

1−1 サプリメント

食事によって不足しがちな栄養素を補うことを目的とする補助食品を総称したものがサプリメントです。
栄養素は身体にとって必要不可欠であり、代表的なものとして「糖質・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル」です。五大栄養素と言われております。

最近では「食物繊維」も広く認知されていることから六大栄養素とも呼ばれています。

身体を動かすエネルギーになるもとにもなる糖質脂質タンパク質は、ご飯などの炭水化物や、肉や卵、チョコレートに多く含まれています。

ビタミンミネラルは身体の機能を調節する働きがあり、野菜に多く含まれています。

毎日の食生活で不足しがちなのは野菜に多く含まれているビタミンやミネラルなどを毎日手軽に摂取しやすいようにカプセルや錠剤タイプなどに凝縮しているのが主なサプリメントの特徴です。

1−2 ビタミン

体の中でほとんど作ることができない栄養素で、食品やサプリメントで摂取しなければならないものです。

身体の栄養素の働きをうながす効果があります。

脂に溶ける脂溶性ビタミンと呼ばれるビタミンA,水に溶ける水溶性ビタミンと呼ばれるビタミンCなど約20種類あります。

1−3 ミネラル

無機物のことを指し、カルシウム、マグネシウム、鉄分のことをミネラルと呼ばれます。
歯や骨を作り、酵素が働く手助けをしてくれます。身体に必要不可欠な栄養素の一つです。

1−4 青汁

おおまかにいえば、緑黄色野菜をすりつぶしたものです。つまり野菜の搾り汁なんです。

「野菜を摂取することが健康を作る」ことが世間に広く認知されているように、青汁=野菜ですから体に良いと言われれているんです。

野菜ジュースとどう違うの?野菜ジュースのカテゴリーに含まれてもおかしくないのではないか?と疑問を持ちますよね?

同じ野菜でもメインで含まれているのはケールといった緑黄色野菜なんです。ちなみにケールは「緑黄色野菜の王様」とも呼ばれております。

一日の野菜摂取目安量として350gが理想とされています。野菜の価格の高騰や、忙しくて摂取する時間が惜しい、野菜嫌いだから無理!などさまざまな理由から野菜不足の方は多いのではないでしょうか?

そこで栄養補助食品として認めれてる青汁!!粉末や錠剤タイプなど形状もさまざまなので手軽に摂取できると注目されているのです。

青汁は野菜だから子供から大人まで安心して飲めるのも魅力の一つだと思います。

1−5 そもそも緑黄色野菜って?

緑黄色野菜と淡色野菜という2種類に野菜は分類されます。

老化の原因や、ガンなど生活習慣病の原因になる酸化を抑える働きを促してくれるベータカロテンという栄養成分が100gあたり600マイクログラム含むものを緑黄色野菜として定義がきちんとされているのです。病気の予防にも効果のある緑黄色野菜ですが、実は美容にもとても効果の高い優秀な食べ物なんです。

また緑黄色野菜かどうかは目ですぐに確認できます。野菜の中まで、色がついているかどうかです。
緑黄色野菜は中まで色が付いているんです。

現在、緑黄色野菜には、全部で56種類の野菜があります。代表的なものは・・・
ブロッコリー・かぼちゃ・にんじん・ほうれん草・春菊・明日葉・ケール・にら・小松菜・パセリなどです。

トマトやピーマン等も緑黄色野菜とては認められてはいますが、100gあたり600マイクログラムのベータカロテンは実は含まれていません。
ただ、食べる頻度が高いという理由から緑黄色野菜として認められているのです。

.サプリメントより青汁の方がメリットがいっぱい!その理由とは?

2-1.サプリメントは添加物も含まれる

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サプリメントも青汁もどちらも野菜不足など不足しがちな栄養素を取り入れてくれる優秀な栄養補助食品です。

どちらを摂取しても同じ栄養素なら問題が無いのでは?とも思われますが、同じ栄養補助食品でも圧倒的に青汁を摂取をした方がメリットがとても大きいのです。

まずサプリメントはカプセルや錠剤タイプがほとんどです。
錠剤やカプセルにするのには添加物が使用されており、形成して作られていることが多いのです。

また、カプセルや錠剤の形状にすることによって加熱処理等栄養成分を壊すような行程のある製造方法だった場合、表示説明にある栄養成分がそのまま体に吸収されるとは限らないのです。

青汁にもサプリメントタイプというものがありますので、青汁の形状によって同じ栄養素でも体に吸収される量は変わってくることがあります。

2-2.青汁は原則的には誰でも飲める

さらにサプリメントには注意しなければならないことがあります。

それは、薬を飲む際に成分によっては相性が悪い成分があることです。常備薬がある方は、サプリメントを併用する場合医師に相談しなければならないこともあります。

青汁=野菜でもあるので、原則的には子供から大人まで安心して飲むことができるというのも青汁のメリットともいえます。(※青汁にもさまざまな種類がありますので子供でも飲めるかはメーカーに問い合わせた方が賢明です。また、薬の種類によっては併用しないほうが良い場合もあるので注意しましょう)

2-3.最近の青汁は飲みやすさもアップ

青汁はさまざまな形状があり、ケールといった生の緑黄色野菜を加熱処理をせず、すりつぶしてジュースにしたものを瞬間冷凍した、冷凍パックというものもありますので、ダイレクトに栄養素が壊されることなく体に吸収されます。青汁のメリットを最大限に生かした形状といえます。

ただし、現代の科学の進歩でフリーズドライといった加熱処理を行わずに粉末にした青汁もあります。以上のように青汁はサプリメントと比べると、栄養素を壊さず、さまざまな形状タイプがありますので、選ぶ楽しみも種類も豊富です。

サプリメントも青汁も栄養補助食品ですので、毎日の栄養に不足を補うもので、毎日飲むことでより効果が期待されます。毎日飲むためには、飽きないことも大切ですよね。

また、おいしくなければ続けようと思う気もおきません。昔は青汁はまずい飲み物として認知されていましたが、最近では健康効果に注目され、おいしく飲みやすい青汁が増えています。
そしてさまざまな形状タイプがあるからこそ選ぶ楽しみもある青汁はサプリメントよりもさまざまな面でメリットが大きいといえます。

2-4.添加物の危険性とは?

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そもそも添加物とは何でしょうか?食品を製造する上で、加工、保存をするために添加、調和されるものです。香料など天然のものも中にはありますが、ほとんどが人工的に作られた化学合成品であることが多いです。人の健康が損なわない場合に限り、成分の規格、使用の基準を食品安全委員会によって定められています。

なので、摂取すればすぐに健康に害を及ぼすことはありませんが、取りすぎはもちろん身体にも影響しますのでできることならあまり摂取は避けたいものなのです。

.目的によって飲むサプリメントの代わりに飲む青汁を考えよう!

上記でサプリメントより青汁の方がメリットが多いことを書きましたが、やみくもに目的を考えずに飲んでも効果は実感しにくいのです。

青汁にもメーカーによって栄養も成分もさまざまなのですからどの成分が含まれてたら美肌になるか?健康になるか?痩せられるか?事前に知っておけば選ぶ際にも迷いがありませんよね。

また、青汁はあくまでも「栄養補助食品」ですので、飲んですぐに効果が出る!!という魔法道具ではありません。毎日続けることで効果が期待できるのです。

目的と合った青汁を毎日とり続け、身体の内側からきれいにしましょう!

3-1.美容目的ならこの青汁がサプリの代わりに◎

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めっちゃたっぷりフルーツ青汁・・・水などに溶かして飲む粉末タイプの青汁です。
コラーゲンやプラセンタ、セラミドといった美容成分が配合されています。
女性に多い症状の便秘にも効果的で、ダイエットの効果もあります。カラダの内側からスッキリきれいになりたい女性に最適です。

味もフルーツ味なので飲みやすいのも好ポイントですね。
うるおいにかかせないコラーゲンや保湿成分のセラミド、エイジングケアで人気のプラセンタなど、美容効果に期待できる成分が3つ配合されています。

ここでコラーゲン、セラミド、プラセンタに注目してみましょう。
飲むことで効果は本当に実感できるのか気になる方も多いでしょう。

プラセンタ…内服により全身に成分を届けることが可能です。ただ、ピンポイントに肌の悩みを解決させたい方には局所的な効果が薄いため、実感は感じにくいかもしれません。

セラミド…外側からの保湿ケアとしてセラミドを使用した方がより効果は得られます。ただ、内側からのサポートという意味で服用すれば美肌への近道かもしれません。

コラーゲン…服用することは効果が期待できないと賛否両論の成分。そう言われてしまうのは体内に入るとコラーゲンは分解され、アミノ酸に代わってしまうのが要因といえます。

しかし、コラーゲンから分解されたアミノ酸はコラーゲン特有の成分であるヒドロキシプロリンが含まれます。この成分が肌に効果を促すそうです。

以上のことから「めっちゃたっぷりフルーツ青汁」でお肌の悩みをすべて解決!というのは難しいかもしれませんが、普段のスキンケアと合わせて内側からきれいをサポートするという意味ではぜひ美容目的としておすすめする商品です。

3-2.健康目的ならこの青汁がサプリの代わりに◎

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神仙桑抹茶ゴールド・・・水などに溶かして飲む粉末タイプの青汁です。添加物不使用で農薬や化学肥料も入っていない葉っぱ100%の健康目的なら理想的な青汁です。

余計なものがいっさい入っていないので身体にいいのはもちろん味も青汁臭いのではなく、濃いお茶のような味わいです。

実はこの青汁お茶職人さんが開発した商品だそうで、従来のような青汁はまずい飲み物という概念をくつがえすような飲みやすい青汁だそうです。

葉っぱ100%の主要な野菜は、桑の葉です。健康にどんな効果があるか見てみましょう。

桑の葉の健康効果とは糖尿病の予防や改善、貧血、高血圧の改善、メタボリックシンドローム、便秘の解消、生理不順、肝臓および腎機能の改善が期待されます。

その中で桑の葉の有効成分はカリウム・カルシウム・クロロフィル・デオキシノジリマイシンというものがあります。

カリウム…老廃物や取りすぎた塩分を体外に排出してくれ、体内の水分代謝を促進する働きを持つ。
カルシウム…動脈硬化の予防をしてくれたり、イライラ解消や女性は生理などでホルモンバランスが崩れやすいですが調整を促してくれる作用があります。牛乳の24倍の含有量で、鉄分は納豆の約15倍なんです。
クロロフィル…葉緑素とも言います。ガンの予防、コレステロールの減少、血液サラサラ効果、抗酸化作用、貧血予防や改善など体内環境をきれいにしてくれる効果が期待されます。腸内を洗浄してくれます。
デオキシノジリマイシン…便秘解消や糖尿病の予防、改善の効果が期待できます。

さまざまな健康効果に期待できる桑の葉。これを添加物不使用で摂取できるのであれば、栄養成分がダイレクトに体内に摂取することが可能になりますよね。

健康を意識した青汁をお探しのかたにはぜひおすすめした商品です。

3-3.便秘解消目的ならこの青汁がサプリの代わりに◎

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ふるさと青汁(マイケア)・・・水などに溶かして飲む粉末タイプの青汁です。主要野菜は明日葉です。

明日葉にはセロリの3倍の食物繊維が含まれており、むくみ、ぽっこり解消など体内の老廃物を外に流してくれるデトックス系の青汁なんです。

一般的に便秘にお悩みなのは男性よりも女性の割合が高いです。便秘はそもそもなぜ問題なのでしょうか?万病のもとと言われることもありますが医学的に根拠があるのです。

排出されることなく腸にとどまった便が腐敗し、老輩物質、有毒な腐敗ガスを発生してしまう状態を便秘といいます。そして老輩物質や有毒な腐敗ガスは水分と一緒に大腸に吸収されたあと、血液となり体中をめぐることになります。

結果、血液が汚れてしまっているので血流の悪化の原因となり、冷性や肩こり、むくみなどを引き起こします。肝臓が血液の解読作用を行おうと働きかけることで疲労感、倦怠感、イライラの原因にもなります。
細胞にも悪影響を与えますので、肌荒れや吹き出物の出る原因でもあるんですよね。

このような症状から、女性に多い便秘というものは悪化させることでむくみや冷性など女性に多い悩みの問題をさらに増長させる働きがあるやっかいなものなんですよね。

デトックス効果のある青汁を飲んできれにすっきりと身体の内側から改善を促しましょう。

.サプリの代わりに飲む青汁の形状の種類とは?

4-1 粉末タイプ

青汁にはさまざまな形状があります。
粉末タイプはさまざまな青汁の形状の中で最もポピュラーなタイプです。野菜を絞った後に、乾燥したものが粉末タイプです。基本的には水に溶かして飲みます。

4-2 フリーズドライタイプ

見た目は粉末タイプとほとんど一緒です。
違う点は、栄養素が壊れにくい製法で作られています。加熱処理をすることなく絞った野菜を瞬間冷凍した後に乾燥し、粉末にしています。

しかしフリーズドライタイプのものは種類が少ない上に値段が粉末や冷凍タイプのものと比べてお値段が少し張ります。

4-3 冷凍タイプ

生の野菜を栄養素を壊すことなくジュースにし、それを冷凍にしたものです。一番青汁の形状の中で体に吸収されやすいタイプものだと思います。

デメリット冷凍の状態なので冷凍庫のスペースを確保しなければならず、手軽に持ち運びはしにくい形状です。他の飲み物と割って飲みにくいのでアレンジはしにくですね。

ただ、最近では冷凍タイプでも青汁の水分を抜いた濃縮タイプのものもでています。こちらは水で割るのはもちろん他の飲み物と割ってアレンジすることが可能です。

4-4 カプセル、錠剤タイプ

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サプリメントと見た目はほとんど変わらないでしょう。

青汁特有の飲みにくさを抑えているのが特徴です。青汁の成分を錠剤やカプセルに詰めていますので、青汁の味が苦手だという方向けなのかもしれません。

いつでもどこでも手軽に摂取できるメリットがあります。ただし、カプセルにするためにサプリメントと同様、添加物が入っているものもあります。

4-5 ゼリータイプ

青汁は基本的に飲むものですが、これは食べることができる青汁です。特徴としては、ゼリーよりも柔らかく、味も甘いのでまるでデザートに近い青汁だと思います。

.青汁とサプリメントを併用すると効果はあがるのか?

青汁を飲んでサプリメントを同時に摂取したら効果も2倍になるのではないだろうか?と期待を寄せる方も中にはおられるのではないでしょうか?

一番心配なのが身体への影響ですよね。同時摂取におけるメリットと注意しなくてはならない点についてあげています。

5-1.メリットについて

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ビタミン系のサプリメントと併用することで、栄養素の相乗効果が生まれ、栄養効果と健康効果が劇的ににアップします。
また、サプリメントと比べ青汁にはサプリメントでは取り切れない栄養素が含まれています。
飲み方にさえ注意して適切な飲み方を心がければ、青汁単体で飲むよりもより効果が望めるかもしれません。

青汁とサプリメントにおける相性が良い成分は?

ビタミンD・・・青汁によく含まれている、ビタミンA(カロテン)、カルシウムの吸収を促してくれます。

ビタミンC・・・青汁にも含まれてはいるものの、併用することで青汁のビタミンA(カロテン)・E、鉄、クロロフィルの吸収をさらに促してくれます。

コラーゲン・・・青汁にも含まれるビタミンCがなければ、肌荒れや老化防止に効果のあるコラーゲン体内で作られません。

乳酸菌・・・重複することでさらに便秘を解消させる効果がある。

5-2.同時に摂取する際の注意点とは?

サプリメントも青汁もいずれも栄養補助商品であり、併用する場合は栄養成分が重複していることもあります。

1種類の成分の重複であるようならばまだ身体に影響はありませんが、何種類も重なることにより、過剰摂取になりかねません。

このような併用して飲む際におきる過剰摂取を防ぐために抑えるポイントは、

・複数のサプリメントと青汁を組み合わせないよう気をつけること
・同じ成分が大量に入っていないか成分表を確認し、一日の摂取目安量内に抑えること

一番気を付けたいのが成分の過剰摂取です。

身体に良いから飲むことを目的としているのが大前提なのに過剰摂取によって体内に必要な栄養成分も排出されてしまう恐ろしい弊害もあるのです。

サプリメントタイプは持ち運びが楽で摂取するのも手軽です。その手軽さゆえに少量でも栄養成分が重複して過剰摂取になり、健康を害するのでは元も子もありません。

青汁とサプリメントにおける相性が悪い成分は?

重複することで互いの効果を打ち消す成分もあります。
食物繊維などのデトックス系の過剰摂取により、下痢や便秘になってしまうこともあります。すると身体に必要な栄養成分も体外に排出されてしまいます。

食物繊維の多い青汁とミネラル系を併用して過剰摂取してしまった場合は、体内に吸収されにくくなる恐れもあります。

ちなみに併用して取りすぎてしまいがちな成分は

・ビタミンK
・葉酸
・カリウム

以上のようにサプリメントも青汁も飲めば飲むほど効果が増していくというわけではありません。

1日の摂取目安量を何より知ることが大切です。目安量内に一日服用する量を守りさえすれば、単独で飲むよりも栄養効果が期待できます。

しかし、組み合わせ方がいまいち分からないという方は栄養価が高い青汁単体のみでも十分な栄養効果は期待できますので、青汁だけに絞った方が賢明かもしれませんね。

.青汁をサプリメントの代わりに飲む効果の出るタイミングとは?

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基本的にどの青汁の説明書を読んでもいつ飲めばいいのか?という質問にたいして「いつ飲んでもかまいません。お好きなタイミングで飲まれてください。」と書かれていることがほとんどです。
もちろん説明書の通りいつ飲んでも大丈夫なのは間違いないです。

ただしより効果を高めるためにおすすめする飲むタイミングというものがあります。

目的別にあげていますので参考してみてくださいね。

6−1 健康が目的の場合

朝起きてすぐに飲むのがベストです。

寝ている間にエネルギーを消費していたり、汗などもかいているため寝覚めの身体は栄養を補給しやすい状態になっているのです。

よって野菜の栄養素を効率よく早く体内に取り込むには朝飲むのが一番なんです。

ただし空腹の状態で急に冷たい飲み物を身体に取り入れるのは胃に負担がかかってしまいます。ホットにしてみたり、口に少量含ませて徐々に飲むのが良いでしょう。

6−2 ダイエットが目的の場合

食事の前に飲むのがベストです。
食前に飲むことで満腹中枢を刺激し、食べすぎを防いでくれます。相乗効果で血糖値の上昇をゆるやかにしてくれます。

また青汁には食物繊維もたくさん含まれているため、お腹の中でゆっくりと膨らみ、間食防止にも役立ちます。カロリーは低いのに、栄養価が高いので、ダイエット中に不足しがちな栄養の解消にも効果的です。

 6−3 便秘を解消する場合

寝る前に飲むのがベストです。また、朝食時に飲むのも◎!!

青汁には食物繊維が含まれていることにより、消化を促すため腸が活発になります。そのため人によっては眠りにくいと感じることがあるかもしれません。

そんなときには朝食時に時間をずらすのも良いと思います。

.野菜ジュースも青汁のようにサプリメントの代わりになるか?

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野菜ジュースは青汁と比べて昔から飲みやすい商品も出回っていましたし、スーパーやコンビニで手軽に購入できるので、もしも青汁同様野菜ジュースも栄養価が高いのであれば青汁の代わりに野菜ジュースを飲んでも良いのでは?と思う方も中にはおられるでしょう。

青汁の定義については上記で上げた通り緑黄色野菜の搾り汁と説明しました。
では野菜ジュースの定義はなんなのでしょうか?

結論から言えば、野菜ジュースには実は細かい定義がありません。細かくないということは幅広く、悪くいえばおおざっぱなんですよね。

緑黄色野菜、単色野菜に限らず野菜汁が100%であることが「野菜ジュース」です。この上に食塩を添加している場合でも野菜ジュースと定義されています。

上記で書きましたように、野菜は2種類あり、緑黄色野菜と淡色野菜があります。

淡色野菜よりも緑黄色野菜の方が栄養素は大きいです。

トータルして液体にしている野菜ジュースよりも、栄養素の大きい緑黄色野菜に絞って作られた青汁の方が栄養素が大きいと言えるのは一目瞭然です。

また、野菜ジュースはほとんどが加熱処理で栄養素が壊れたり、野菜をすりつぶした際に残った搾りかすの方が栄養素が多かったというデータも出ており、生の緑黄色野菜と比べた結果3割しか栄養素がなかったそうです。

結果、青汁は野菜ジュースに勝る栄養素を含んでいますので、代わりになることはできません。

しかし、青汁も野菜ジュースも健康補助食品であることには変わりませんので、全面的に頼るのではなく、不足しがちな栄養素を補うためという目的を持って飲むことが大切です。 

.まとめ

今回はサプリメントよりも青汁の方がメリットがたくさんあることを書きましたが、サプリメントが悪いというわけではありません

きちんと摂取量を踏まえた上で青汁と併用する場合は青汁以上の効果がでることだってあるのです。

やみくもに飲むのではなく、何の目的を持って青汁を飲むのかを踏まえることで毎日青汁を取り入れる原動力にもなりますし、続けることで効果が目に見えてはっきりとしてきます。

効果が実感できないと毎日飲む楽しみも減ってしまいますものね。

理想なのは生野菜を毎日目安量分食べるのがベストなのですが、難しいと感じる方がほとんどだと思います。

野菜不足を解消させなきゃいけないなと感じている方は無理して全て生野菜を買うのではなく、手軽に摂取できるサプリメント、青汁を取り入れて不足している栄養を補うよう心掛けてみてはいかがでしょうか?